トラックのダブルキャブとは?
ダブルキャブの「キャブ」は「キャビン」、つまり運転室を指します。
通常、2人または3人が定員の運転室が前後に2つ並んでいるトラックを指し、この形態は乗員を増やすために考案されました。
運転席の後ろには後部座席があり、4つのドアを持つトラックはダブルキャブと呼ばれます。
ダブルキャブには通常、5人から7人の乗員が乗車できる配置がされています。
さらに、座席が3つの列になっているトラックはトリプルキャブと呼ばれ、6つのドアを持つタイプも存在します。
どのような時に活躍するのか
トラックの最大積載量は、そのトラックがどのような活動場面で使用されるかによって異なります。
建設工事や引越し作業など、使用目的によってトラックの活躍方法は変化します。
ダブルキャブの配置によって最大積載量が減少することもありますが、その代わり、現地で必要な作業員を別の車両で運ぶ必要がなく、一台のダブルキャブで対応できます。
作業員を運ぶ場合だけでなく、後部座席を利用して風雨から守る必要がある材料や建設機器を運ぶこともできます。
ダブルキャブのトラックは主に2~3tクラスの小型トラックで見られますが、特殊な車両として消防車などの中型や大型トラックでもダブルキャブが使用されています。
ダブルキャブの積載量
トラックのサイズには全長の制約があります。
そのため、キャビンの長さが増えると荷台の全長が短くなり、荷台の容積も小さくなります。
例えば、2tクラスのシングルキャブの荷台の全長は約3,000mmほどです。
それに対して、ダブルキャブの場合は荷台の全長が約2,000mmと、シングルキャブに比べて2/3程度の大きさになります。
ただし、ダブルキャブでも最大積載量はシングルキャブよりも約500kgほど少なくなる程度です。
ダブルキャブのキャビン内のスペースを利用して、風雨にさらせない貴重な荷物を運ぶこともできます。
また、座席の追加が車両の重量に大きな影響を与えることはありません。
ダブルキャブのボディタイプ
ダブルキャブのボディタイプには下記のようなものがあります。
- 平ボディ
- クレーン付き
- ダンプ
- クレーン付きダンプ
ダブルキャブトラックの買取事情
ダブルキャブは海外需要が高い
日本製のトラックは耐久性が高く、その信頼性は国内外で高く評価されています。
ただし、新車の価格が高いことも事実です。
このため、手ごろな価格で手に入る中古トラックが非常に人気です。特に、希少性のあるダブルキャブは人気があります。
海外に販路を持つ業者に中古トラックの買取を依頼すれば、高い価格で買い取ってもらえることがあります。
そのため、多くの人々が中古トラックの市場で探し求め、良好な条件で売却することができるのです。
中古のダブルキャブは希少価値が高い
所有者としては古くて走行距離の多いトラックは市場価値が低いと考えることがありますが、トラックの取引も「需要と供給の法則」に従って動いています。
特にダブルキャブは生産台数が少なく、希少価値が高いため、中古車市場で高い評価を受けています。
使い勝手の良さを知るユーザーたちは、手ごろな価格で中古のダブルキャブを手に入れたいと考えており、その需要が高まっています。
そのため、中古のダブルキャブを買取に出すと、高額査定が期待できることもあります。市場価値が低いと一概には言えず、需要と供給のバランスによって査定額が変動することを覚えておくと良いでしょう。
まとめ
中古トラック市場ではダブルキャブは人気のある車種で、その使い勝手の良さから多くのユーザーに支持されています。
高い買取を目指す場合には、信頼性のある中古トラック買取業者を見つけることが重要です。
信頼できる業者は適切な査定を行い、公正な価格でトラックを買い取ってくれることでしょう。
ワールド車輌ではダブルキャブの販売・買取も行っております。
ダブルキャブを売却の際はぜひワールド車輌へお任せください。